長唄とは17世紀江戸歌舞伎の中で、歌舞伎舞踊の曲として育てられました。19世紀初め頃から大名のお屋敷などで演奏するための長唄、つまり聴くための長唄も作られる様になりました。その系列から明治後期には歌舞伎から離脱した演奏会用長唄が起こりました。

演奏形式は唄方、三味線方、囃子方それぞれ専門によって演奏されます。
長唄や歌舞伎は古典で難しいと思われがちですが、江戸時代歌舞伎は庶民の音楽であり、当時の粋な文化そのもので、日本文化のスタイリッシュな部分を心から楽しめる音楽なんですよ♪

■長唄「勧進帳」の動画配信

【出演者】

  • お話  : 須磨寺貫主 小池弘三
  • 三味線 : 杵屋勝九郎・杵屋禄宣
  • 囃子  : 藤舎清鷹・藤舎悦芳・藤舎竹生
  • 唄   : 東音松浦麻矢・稀音家温季

兵庫県芸術文化協会のYouTubeにて長唄「勧進帳」を配信中🎶
コロナ禍で舞台(山台)に並んでの演奏は難しくなりましたが、ソーシャルディスタンスを保ち、源平ゆかりの寺「須磨寺」で演奏。御住職のお話、和楽器の解説もございます🎵是非是非ご覧ください。
※最後の小池管長さんがみえを切るところ、とてもチャーミングです🌸

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